審査員講評

希望荘フェスタ2017文化祭作品展

審査の審査講評

H29年11月6日実施

 
 希望荘の主要行事であります「夏まつり」と「文化祭作品展」が、昨年は、「熊本地震」のため中止となってしまいました。以来、希望荘は被災したままで、活動・運営にも支障を来していますが、ことしは、関係者のご努力で「夏まつり」と「文化祭作品展」を一体化した「希望荘フェスタ2017」を開催することができました。
 

 その文化祭作品展に、今回は、個人69人と8団体から応募をいただきました。作品数は、展示会場のスペースの事情もあり、例年に比べて減りましたが、レベルの高い、引き締まった作品ばかりでした。

 

 

 個人の部の最優秀賞を獲得されたペンネーム C.Mさん、受賞おめでとうございます。
過去にも2度の最優秀賞受賞歴があり、実力は高く評価されていましたが、今回も緻密な構成と独創性、細かい作業を伴う仕上がりが認められ、審査委員の支持が集まりました。これに続く優秀賞10点も、それぞれ個性的で、高い技術を伴う作品ばかりで、審査も一層慎重になり、10点に絞り込むのに時間を要した次第です。

 団体の部は、障害者支援施設「ゆめの里」の「秋の野山」が、最優秀賞に選ばれました。作品は、企画・立案・構成が素晴らしく、細かいところまで手を抜かない完成度の高い内容です。
おめでとうございました。優秀賞の「つばき学園」と「県立盲学校」の作品も、日々の楽しさを表現することへの工夫や、学校生活を伸び伸びと紹介する明るさなどが、高く評価されました。

 来年も、皆様の創意工夫にあふれた意欲的な作品をお待ちしています。
ありがとうございました。
 

文化祭作品展審査委員長
川本 浩右